どんな人が住んでいるか分かり安心できる


【どんな人が住んでいるか分かり安心できる】コーポラティブハウスは、建設組合を結成し、約二年間にわたって一緒に事業を進めることから、住む人たちがあらかじめお互いに顔見知りになる。若い世代には限らないが、隣近所との付き合いは面倒だ、という人は多いかもしれない。まして、都会に住む人、マンションに住もうという人はその傾向が強いかもしれない。とりたてて、コーポラティブハウスだからコミュニティが大切だ、というつもりもない。私自身、以前住んでいた賃貸マンションでは、マンション内でとりたてて付き合いがあったわけではないし、それで不便に思うこともとくくつなかった。しかし、完成したコーポラティブハウスに住んでみて、やはり住んでいる人が顔見知りというのはとても心強い。一緒にパーティーをやる、あるいは長屋的な付き合いをするといった特別なことではなく、お互いにそれまでの話し合いなどを通じて、どんな仕事に就いているかとか、どんな人かは分かる。気心も知れた間柄になる。例えば、旅行などで長く部屋を空けるときには、ちょっと声をかけていくし、気候のよいときには、玄関のドアを開け放っていたりしても気にならない。そんな関係があるだけでも住まいの安心感につながるものである。

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